先日、
嫁の実家のプジョー208の報告をしましたが、関西の実家の叔母のクルマも新しくなり、GWに帰省の際に対面をしてきました。
これまでは、
2004年式のBMW318i(E46)に乗ってたのですが、そろそろ消耗品等の費用も掛かるようになってきており、また消費税アップもあり、このままもう少し乗り続けるか迷ってたようですが、あるクルマを気に入ってしまったようで、スピード契約となりました。
そのクルマは・・
はい、本年1月に発売されたばかりの アウデイ・A3セダン です。 近場しか乗らず、走行距離も年に数千キロなので、ベースグレードをチョイス、よって話題の気筒休止やクワトロではありません。
ベース車両は325万ですが、他にオプションでMMIナビゲーションシステム、アドバンストキー/コーナーセンサー、アダプティブクルーズコントロール、メタリックペイントのオプション付き。 日本に輸入されてるのは、どうやらほとんどがこの仕様のようですね。
叔母はずっとドイツ車党で、私が産まれた時は確かVWのタイプ3のクーペに乗ってました(おぼろげながら、記憶あり)、その後アウデイ80を2台(まだCD値云々といわれる前のVWサンタナに似たやつです)、BMW318ti(コンパクト)、BMW318iと乗り継いで、約20年ぶりにアウデイに復帰となりました。
もうある程度の高齢ですので、少しでも小さいサイズのものを・・との事で自動ブレーキも付いているVWゴルフやボルボV40を勧めたのですが、どうもハッチバックよりもセダンが好きなようです。
そうなると、Dセグメントセダンが年々肥大化してる中、久々に登場したCセグメントのA3セダンはまさに、ドンピシャ!となりますね。 といっても、サイズはE46の3シリーズよりも、全長、全幅共数センチ大きいですが。。
私も運転をしましたが、いやぁ、良く出来てますね!
以前に試乗したゴルフ7が非常に好印象でしたので、シャシーが同じA3も良いとは想像してましたが、改めてドイツ車が売れる理由が分かる気がしました。
操作系は概して軽いのですが、しっかりとした剛性に裏付けられてます。 ATのセレクタやステアリングの剛性ひとつをとっても、しっかりとした節度感があり、工業製品!って感じがしますね。
エンジンもたった122psなんですが、Sトロニックという7速のセミATの出来が素晴らしいので、街乗りでは全くストレスを感じません。 高速も十分なパワー感があります。
ハンドリングもとても素直ですし、乗り心地も16インチと小さ目のタイヤ故、なかなかいいですね。
以前のBMWは、操作系が全体的に重く、どちらかといえば人がクルマに合わせないといけない感があり、正直運転しててもあまり楽しいと感じなかったのですが、(これは先日試乗したBMWの1やメルセデスのAにも感じました)、A3は軽快感もありもっと爽やかな印象です。 私はこのクラスは、BMWやメルセデスよりもゴルフ/A3の味付けのほうが好きですね。
とはいえ、先日試乗したゴルフは更に軽やかな印象を受けましたので、ひょっとしたら更に足も柔らかいのかもしれませんね。
内装も質感が高いですね。 あと、高速で自動追尾型のクルーズコントロールを試したのですが、これは便利ですね! 私はあまりクルコンを使わないのですが、これはホント便利だと思います。
他にも、アイドリングストップ、オートライト/ワイパー、スマートキー、自動防磁ミラー、フロントセンサー等、デルタ無い機能が満載で、一つ一つに感動してました(笑)
というわけで、とても好印象のA3でしたが、唯一Audi Connectという最新のナビゲーションシステムには、どうも慣れませんでした。。 これはセンターの円形のコマンダーで操作を行うのですが、マニュアルを見ないと直感的に操作ができません。。 恐らく使いこなせれば便利なのだと思いますが、特にお年寄りとかにはちょっと難しすぎるのではないでしょうか。。
帰ってデルタに乗ったら、まあ緩いコト・・(笑) でも、内外装のデザインはやはり凄いですし、なんていうかこの緩い感じがなんかホッとするんですよね。。 まあ、普通の方は間違いなくアウデイを選ぶんでしょうが・・・ (それも良く分かります・・笑)