昨年8月の初旬に納車になりましたデルタですが、はや5ヶ月が経過、4,000キロ強を走りました。
慣らしも3,000キロで一旦終了、最近は徐々にエンジンを廻すようにしてます。
というわけで、ここいらで、セカンドインプレッションを・・・
とはいっても、
納車時のショートインプレッション とそう大きくは印象は変わっておりませんが。。
一番気に入ってるのは、やはり個性的なエクステリアデザインです。
以前の記事でも書きましたが、細部にわたってデザインされており、他のどの車にも似ていない独特の雰囲気を醸し出しております。 同じ車にめったに遭遇しない希少性も所有欲を高めますね。
ボルドーのボディカラーもとても気に入ってます。 暗いところでは茶色ですが、光が当たると写真のように紫のようにも見えます。
次いで、満足してる点がユーティリティの高さです。
特に、後部席はかなりゆったりしており、ファミリー用途にもピッタリだと思います。(あいにく、普段は後部席に座る機会はありませんが、同乗者からも好評です。 フロントシートもしっかりした作りで、長時間の運転でも殆ど疲れません。
グレード等によって多少印象等は違うかとは思いますが、(左ハンドルさえクリアーすれば)かなり優秀なファミリーカーと言えるのではないかと思います。
トランクは380リットルと特段大きいというわけではないですが、スクエアな形状で使いやすいと思います。 ハッチの下切りかき部は地面より少し高いですが、我が家の使い方では全く問題ありません。
トランクは2段になっており、下部にもちょっとしたモノを入れることが出来ます。
スペアタイヤがなく、コンプレッサーが積まれてます。
内装も、先代のイプシロンとかと比べるとやや個性が薄い気はしますが(特にセンターコンソール周り)ダッシュボードの革張り部分とかのデザインはいい感じです。
しかしながら、細かい部分、たとえばATのシフトレバーに触れた時のなんともプラスティッキーな質感とか、ステアリングのランチアエンブレムが金属でなく安っぽかったりと、せっかくなら細部にももうちょっと気を使って欲しかったと思う部分もあります。
乗り心地も、なんとなくですが、シトロエンのハイドロを少し思い起こさせるような乗り味で、良い感じです。
ただし、足回りは首都高とかでやや高速で侵入した時とかは、なんとなく心許ない印象を受けることもあります。 うちのデルタは標準の17インチ仕様ですが、オプションの18インチだともうちょっと安定してるのかもしれません。
あと、17インチはGOOD YEARなんですが、なんとなく前車の156の時に履いてたミシュランのようなしなやかさに欠けるような気もします。
エンジンは、1.8Lの200psですので踏めば十分なパワーがあります。 音は当たり前ですが、前車のアルファのV6のようなドラマティックな感じはありませんが、デルタの雰囲気にはむしろこちらのほうが合ってるのかもしれません。
私にとっては初めてのターボ車ですが、時折ターボラグが気になる事もあります。 ATはアイシン製の6ATですが、ごく低速から踏み込んだ時にショックを感じることがあり、制御が今一つと感じることもあります。 ま、たいしたことではないですが。。
やや気になる点は、デザインのせいもあるのでしょうが、視界があまり良くありません。
下の写真は運転席から助手席側を見た感じですが、ヘッドレストが高く、Bピラーもそこそこ太い為、サイドミラーの死角に入ってしまうような真横に並んだクルマ等がやや判別しづらいです。
後方視界もこんな感じ。 うちのデルタは後期型ですが、前期型の伸縮式のヘッドレストではなく、固定式のヘッドレストがドーンと鎮座しており、(コストダウン?)後方の視界は今一つです。 バックする時は標準装備のセンサーが大変助かります。
燃費は、街乗りでリッター7~8キロ、高速で平均11キロといったところでしょうか。 エアコンを使用すると1キロ程度落ちるかなといったところです。 前車の156SW・V6Qシステムよりは感覚で2~3割は良いですが。。 距離が延びるにつれ、もう少し走ってくれると嬉しいのですが。。
概ねこんな感じですが、私は車を選ぶ際は先ずはデザインを重視で選びますので、デルタは個性的な佇まいだけで大変気に入ってます。
とはいえ、もっとスポーティーなクルマや、良い音のするエンジンが載ってるクルマに乗っちゃうと、あっさり心変わりしちゃいそうですが・・ あえて触れないようにしといたほうがよさそうです・・(笑)