過去の愛車・その5 ~ シトロエンエグザンティア編です。
約3年弱ポルシェ911(964)に乗ってましたが、家族が増え確実に3人乗れる車が必要となり、買い替えを余儀なくされました。
それまでビートでのレース活動と964のメンテで結構なお金を使っていた為(笑)あまりお金を掛けることもできず、予算100万のファミリーカー選びが始まりました。
候補に挙がったのは・・・
本命 シトロエンエグザンティア
対抗その1 プジョー406 (この前期型のグリルが好き)
対抗その2 サーブ9-3 (当時は結構走ってましたね)
大穴(笑) アルファ164 (かっこいい!)
といった面々でした。
結果として、以前シトロエンBXに乗ってたこともあり、進化したハイドロがどんなものか体験してみたいと思ったのと、当時カーグラフイックの初代編集長だった小林彰太郎さん(今はランチアムーザに乗られてるようですが) が絶賛されてたのも後押しとなり、シトロエンエグザンティアを選びました。
アルファ164もかなり魅力的で迷ったのですが、トラブルが怖くて踏み切れませんでした・・(笑)
エグザンティアは95年式のV-SX マイチェン前の第2世代のモデルでした。 普通のハイドロのSXのほうが乗り味がシトロエンらしいとのインプレもありましたが、ハイドラクティブⅡを体験したくて。。
色は、当時の一番人気だった(と思われる)ベールベガ(緑色)です(以下写真の色) 内装も緑のモケットでした。
デザインはBXと比べると個性が無くなったと一部では言われてましたが、私はエグザンティアのほうが好みでした。
前後ライトの形状が割とオーソドックスなのもあり、クルマに興味が無い人が見たら一見平凡な普通のセダンなんですが、よく見るととても凝ったデザインをしてます。
特に真横から見たデザインはホントに美しいと思います。 写真が無いですが、上から見たときのリアウインドウ~トランク先端までのデザインがこれまた綺麗なんですよね。 反面内装はBXに比べるとちょっと個性は薄い感じです。
エグザンティア購入後まもなく海外転勤となってしまい、実質半年強程度で手放す事になってしまった為、インプレ等あまり深くは語れませんが、乗り味は、BXよりはかなり硬い印象ですが、やわらかいながらもしっかり路面をホールドする感じはまさしくハイドロシトロエン!って感じです。
コーナリングが思いのほか楽しいんですよね。 特に高速でのフラット感というか路面を滑るような感覚は他車では味わえない美点だと思います。
何故か信号の待ってる間とかにブレーキの浮力を微妙に緩めたりするとハイドロが誤動作(?)を起こし、車体がピョコンと10cmぐらい(?)上下することもありましたが・・(笑)
エグザンティアはワゴンのブレークもありましたが、これも美しいデザインだと思います。 後期型も前期型の個性をうまく残しながらも、ゴテゴテさせず新しいクルマに感じるように仕上がっており、とてもよいと思います。
後期型では、このブルーレマン(水色) のボディカラーと
ベールギャラン(淡い緑色) のボディカラーが特にお気に入りです。
現在シトロエンのハイドロは、C6のディーゼルとC5のみ DS5は金属バネのみって事でハイドロの将来は何とも不透明なところですが、何とか残してほしいものですね。。
次回、その6 ~ アルファ156スポーツワゴン編 に続きます。