カーくるブログを始めるきっかけになった元所有車の844デルタ(3代目ランチアデルタ)は、手放してから早5年近くが経った今でもとても気になる存在です。
ここ1年ぐらいでは、イベント以外で遭遇した844デルタは2台だけですかね。
というわけで、最近の844デルタの中古車事情を少し。。
どのような仕様が有るかについては、2015年3月のブログで、触れているので細かくは割愛しますが、エンジン、外装色、内装色、その他部分等かなり色々な仕様があります。
本日現在中古車サイトに掲載されている844デルタの中古車はGooに3台、Carsensorに4台の計7台。 うち1台は重複してますので計6台ですね。 他にヤフオクにも1台出品されてますね。 恐らく日本には100台以上は輸入されてると思うので、並行車にしては比較的多く輸入されたモデルと云えるかと思います。
掲載されている6台の年式は2009年から2012年の間。 走行距離は揃って7万キロ台から9万キロ台で、本体価格で128万円~168万円といったところです。 ニューデルタはユーティリティ性も高いので、比較的距離が出てる個体が多い気がします。 価格も以前よりは比較的こなれてきてる感じですが、走行が少ないもの、程度が良さそうなものはまだ200万円~の個体もありますね。
エンジンは1.6ディーゼルターボが3台、1.8ガソリンターボが2台、1.4ガソリンターボが1台ですね。 日本に導入されたのはエンジンでは、1.6ディーゼルターボと1.8ガソリンターボが圧倒的に多く、1.4ガソリンターボと1.9ディーゼルターボを時折見かける感じです。 以前は1.8ガソリンターボ(+6AT)の個体を良く見かけたのですが、最近は1.6ディーゼルターボのほうが多い気もします。 1.6ディーゼルターボは殆どがDFNですので、ひょっとしたらその影響もあるかもしれませんね。(私のは1.8ガソリンターボでしたので、DFNの耐久性は不明ですが)
外装色は16色程度?あるかと思いますが(ルーフのカラーとの組み合わせを考えると更に多くなります)、多いのはブラック系、シルバー系、ブルー系あたりですかね。 パールのペルラナディール(ペルラシローニ)が一番多いですかね。 あと、意外と多いのはマット系のハードブラックですね。
その他、844デルタの場合はルーフの色が違うバイカラーが殆どですが(ルーフも艶消し黒と艶有あり黒があり)、極稀にルーフがボディ同色の個体もあります。 現在もホワイトの個体が出てますが、非常に珍しいです。
内装はポルトローナフラウの革仕様とアルカンターラx革のコンビネーションの両方が有りますが、前者はベージュ、後者がブラックやブルーが多い気がします。 あとダッシュは前期型はアルミ調で、後期はプラチナム仕様のピアノブラックがメインですかね。 MOMOデザインもありますが、中古に出回るのは少ない感じです。
あと、助手席ダッシュの部分の革張り仕様は意外と少ないですかね。 ランチアっぽくて素敵なんですが、経年劣化で浮きが出てる個体も多そうなので、悩みどころですね。
シートも、スライド/リクライニングが可能なものと、固定式のものと両方ありますね。 前者のほうがデザインとユーティリティ面はいいですが、座り心地は後者のほうが良いかもしれません。
他では、ホイールのデザインとカラーも色んなバリエーションがあります。 サイズは16インチ、17インチ、18インチとありますが、インチが同じでも複数のデザインがあったりします。
日本に入ってる844デルタは年式では恐らく2008年~2014年あたりですので、今後程度の良い個体は更に減ってくると思います。
今から思えば、844デルタはデザイン性、スポーティさ、ユーティリティ、希少性等がとてもうまくバランスしたとても良いクルマだと思います。
私は早々に手放してしまい後悔したクチですが、まだ乗られてるオーナーさんのご意見もお伺いしたいなぁ。
あと、今844デルタの中古車を探されてる方がどの程度おられるか分かりませんが、少しでも参考になれば・・とも思います。
長々とお付き合い頂き、ありがとうございました!